2015年12月18日金曜日

宍塚の里山が重要里地里山に選定

 2015年12月18日の環境省のプレスで、宍塚の里山が、生物多様性保全上重要な里地里山(重要里地里山)に選定されたことが発表されました。
 重要里地里山については、2012年(平成24年)に閣議決定された「生物多様性国家戦略」に基づき、全国で500箇所選定されたものです。茨城県では、8箇所でした。

<選定基準>
 基準1:多様で優れた二次的自然環境を有する。
 基準2:里地里山に特有で多様な野生動植物が生息・生育する。
 基準3:生態系ネットワークの形成に寄与する。

環境省プレス発表
 http://www.env.go.jp/press/101784.html

 選定地一覧(PDF)

※ 宍塚大池及び周辺は、環境省関連では1978年(昭和53年)に特定植物群落(茨城-58)に選定されて以来、1997年に生物多様性保全のための重要地域に指定され(2001年に再整理)、2004年(平成16年)に『日本の里地里山30』(読売新聞と共催)に選定されるなど、日本の代表的な里地里山のひとつとされてきています。
 宍塚の地域指定及と受賞歴 参照

 とりあえず、近隣の里地里山には行ってみたいものですね。
by yamasanae


2015年10月29日木曜日

グリーンフェスタで優秀賞

グリーンフェスタで優秀賞
 10/29(木)、水戸市の茨城県市町村会館において「森林ボランティア活動発表大会(グリーンフェスタ・森林保全2015)」が開催されました。
 これは、緑化推進に係る関係者が一堂に会し、茨城県内で行っている森林整備活動や児童生徒の森林環境教育について、互いに交流し相互の理解と連携を深めながら、情報の共有を目的に開催するというものです。そこで県内で活動するボランティア団体の中から12団体が日頃の活動を発表しました。



 認定NPO法人宍塚の自然と歴史の会は、林野庁の「森林・山村多面的機能発揮対策事業」に取り組んでいることから、「生物多様性を求めた森づくり」と題して、いただいた15分の時間の中で、生物多様性を求めた保全活動について、宍塚の里山の自然と歴史の魅力について、多様な人達・団体との連携・協働した取組みについて、発表しました。結果、優秀賞(茨城県森林保全協議会長賞)をいただくことができました。日頃のみなさまの活動の賜物です。
(以上の写真は独活さん)


 これまで取り組んできた活動の重要性を再認識させていただく場となりました。今後もその活動を継続すること、そして他団体のよい活動も取り入れて活かし、更なる宍塚の里山の価値の協創にみんなで取り組んで行きたいです。 
by 美しき人生さん(五斗蒔だより12月号から転載)



 当会からは、美しき人生さん、Saさん、独活の3名が参加・・
 (中略)
 最優秀賞は筑西市の里山を守る会が受賞しましたが、内容も森林を中心に多方面にわたる活動で優れた発表でした。森林だけの切り口だと活動内容で当会が負けているような気がします。
 ただ、当会の森林・山村多面的機能発揮対策事業の活動も昨年より、今年は内容がかなりグレードアップしています。発表者の美しき人生さんも森林を中心に捉えて見たいと張り切っています。
来年は最優秀賞を取れるよう活動に磨きをかけたいと思います。
by独活さん(10/29の大池メールから抜粋)


※ 昨年は奨励賞(茨城県森林ボランティア団体連絡協議会長賞)だったので、ランクアップです。
  http://kouhousisitsuka.blogspot.jp/2015/01/1031-byhana-2-no.html

2015年1月31日土曜日

2015.01月 日本自然保護大賞の選考結果

 公益財団法人 日本自然保護協会は、2014年9月1日、自然保護と生物多様性保全に貢献する取り組みを顕彰する「日本自然保護大賞」を創設しました。当会も、この賞に応募していましたが、残念ながら受賞はなりませんでした。

 しかしながら、選考結果の通知の中で、当会の活動について、「各選考委員より期待の声があり、入選活動として当会のウェブサイトや授賞式のプログラム等でご紹介させていただきます」とのことでした。

『受賞団体はさすが幅広いネットワーク、未来に向けた力強いメッセージが伝わって参ります。これからの当会の活動を考える上で、とても参考になると思いました。』 by 及川理事長(大池メールから)

 受賞団体の活動紹介は、こちら


※なお、当会は、今回、特別賞に位置付けられた沼田眞賞を、2005年(第5回)に受賞しています。

その後、入選の賞状が贈られてきました。(3/8付)
 こちら からご覧ください。


 さらに、4/30に、日本自然保護大賞 入選バーナーがおくられてきました。




2015年1月30日金曜日

里山の保全で「奨励賞」受賞

 10月31日、公益社団法人茨城県緑化推進機構と茨城県森林ボランティア団体連絡協議会の主催で、茨城県で森林・山村の多面的機能発揮対策事業に取り組む団体の活動発表が行われました。
 この中で、当会が「奨励賞(茨城県森林ボランティア団体連絡協議会長賞)」としてを受賞しました(授賞者は、茨城県森林ボランティア団体連絡協議会)。
 所管の農水省林野庁担当者から、当会の森林保全活動は、「生物多様性を視野に、森林の光の条件など専門性に富んだ保全活動である」と評価をいただきました。(賞状が届くのが遅れ、ご報告が遅れました。)
by hana
(五斗蒔だより2月号から転載)


【参考】林業ミニ情報No.126
http://www.pref.ibaraki.jp/bukyoku/nourin/ringyo/fukyu/mini121-140/fukyu126.htm#2